平成19年度 入学式 学校長式辞

 

日 時  平成19年4月10日(火) 9時〜

場 所  大洲南中学校 体育館

 

 

 本日ここに、大洲市教育委員会より叶本教育長様はじめ、多数のご来賓の方々ご臨席を賜り、保護者の皆様のご出席のもと、第48回大洲南中学校入学式を盛大に挙行できますことを、心からお礼を申し上げます。

さて、103名の新入生の皆さん入学おめでとうございます。

 皆さんは、いよいよ今日から歴史と伝統に輝く大洲南中学校の生徒として中学校生活の第一歩を踏み出すことになりました。

 入学にあたり一つお話をしたいと思います。それは、「学をなすに三要あり」という言葉です。学問をするには三つの大切な要素があると言うのです。それは、まさに本校の校訓「真・善・美」を実践することであります。「真理を究め、善を尊び、美を愛す。」つまり、学問や道徳を修め、文化・スポーツに進んで挑戦して、美しいものに感動する心を育て欲しいのです。

 それでは、これからの中学校生活では、具体的にどうすればよいのでしょうか。

 まず、「読む・書く習慣」をしっかりと身に付けてください。読む・書くは非常に根気のいる作業です。それだけに、三日坊主になってしまうことがよくあります。しかし、皆さんが最も長い時間、最も頻繁に行う普段の学習活動なのです。どの教科を学習するにしても、この地道な作業があってこそ、頭の中の考えや知識がしっかり整理され、より正確な学力となります。そして、あのノーベル賞にも匹敵するようなすばらしい発想や創造力は、この作業があってはじめて生まれてくるのです。頭の中だけであれこれと考えたり、人に頼って楽をしようとしたりすると、自分の身になる考えは生まれてきません。「読む」「書く」作業を大切にした地道な学習を心掛けましょう。

 二つ目は、気持ちの良いあいさつを心がけてください。相手を思いやる気持ち、相手の立場を尊重する気持ちを伝えるのはあいさつから始まるのです。先輩である2・3年生の皆さんは、とても気持ちのよいあいさつができています。先輩を見習って、明るく爽やかなあいさつを心がけましょう。あいさつに始まりあいさつに終わる。これを心がければたくさんの友達に恵まれ、さらに、自分が磨かれていくことでしょう。

 三つ目は、よく歌い、よく描き、よく走るみなさんであってほしいのです。何かあるたびに、心の底から歌い、自分の気持ちを絵や作文や俳句などで表しましょう。また、自分のレベル、自分のペースに合わせて最後まで走り抜くねばり強さを身につけてほしいのです。文武両道という言葉もありますが、好き嫌いをなくし自分の能力にあわせて、どの分野にも一生懸命がんばる皆さんであって欲しいと思います。

 みなさん一人一人には無限の可能性と、優れた才能があるのです。よくマラソンは人生に例えられますが、粘り強く歌い描き走り続けることによって、逞しい精神力と体力が身に付き、秘めた才能が花開くことでしょう。

 校訓「真・善・美」を合い言葉に「読む書く習慣を大切に、よく歌い、よく描き、よく走り続ける」皆さんであってほしいと思います。

 保護者の皆様に一言お祝い申し上げます。お子様のご入学誠におめでとうございます。心からお喜び申し上げます。

 中学三年間は、心身の発達が最も顕著である上に、何かと不安定な時期でもあります。それだけに、お子様の教育には、家庭と学校が共に学び合い協力し合って前進しなければなりません。今後とも、本校教育に対しまして温かいご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様方には、大変お忙しいところ、ご臨席を賜りまして、温かい祝福と激励をいただきますこと心から厚くお礼申し上げます。今後とも、子どもたちの健全育成にご指導ご助言を賜りますようよろしくお願いいたします。

 新入生の皆さんの今後ますますの活躍を期待し、式辞といたします。

 

平成19年4月10日

大洲市立大洲南中学校長 中 野  伸 一